中部愛知

1日で世界一周!?野外民族博物館リトルワールドでお気軽トリップ

ここはどこでしょう?

上の写真、一見すると沖縄の風景に見えますが、実はここ愛知県なんです。

観光地としての魅力がないと言われている名古屋ですが(たしかに名古屋は観光スポットが少ないイメージです)、愛知県として大きく見てみれば見どころはたくさん。

今回ご紹介するリトルワールドもその一つ。愛知県犬山市にあるこちらは、個人的には県内で一番好きなテーマパークで、過去10回以上は行っています。

そんなリトルワールド通のワタクシQtがリトルワールドの魅力を余すことなくお伝えします!

今回の案内役Qt
台湾の農家の家にて撮影

「見る」

「野外民族博物館」という名前の通り、広い園内には世界中の民族の家や建物が立ち並びます。

新しく建設する場合は、現地からわざわざ職人さんを呼んで、その国の建物を作ってもらうこともあるというこだわりよう!

写真は、アラスカのトリンギット族の冬の家です。

建物ごとにその民族や文化の説明が書かれているので、きっちり見て周ると1日では周り切れません。

最初に入園した時点で園内マップをもらって、メインで行きたい場所をいくつか決めてから周ることをおすすめします。

トーテムポールと一体化してパチリ。

園内には、自撮りのためのカメラ台も各所に設置されているので、セルフタイマーで「映える」写真をいっぱい撮っちゃいましょう!

色鮮やかな壁画がまぶしいこちら、アフリカ「ンデベレ族」の家も、現地から女性たちを招いて実際に描いてもらったものです。

「ン」から始まる言葉って日本にはないので、新鮮ですよね。しりとりで負けないなぁなんて思っちゃいました(笑)。

「食べる」

リトルワールドの楽しみ方のメインと言っても過言ではないのが、この「食べる」です。少なくとも私は食べるためにここへ来ています!

結構本格的な世界の郷土料理がリーズナブルに食べられるのが嬉しいんですよね。

私が行った期間は、「世界のチーズ&民族衣装フェア」開催中で、世界各地のチーズ料理を楽しむことができました。

こちらは、フランス・アルザス地方の郷土料理「タルトフランベ」。
パリッとした食感で、スナック感覚でいくらでも食べられます。

そしてこちらも同じくフランスのオーベルニュ地方のチーズ料理「アリゴ」です。

チーズとマッシュポテトが、トロトロのアツアツでウマウマ!

こちらは地域が変わって、トルコの薄焼きピザ「ラフマジュン」。

羊のミンチを使っているのが特徴で、ニンニクの効いたパンチのあるお味。窯から出した焼きたてを提供してくれるのもうれしいですね。

そしてこちらは、日本の山形名物「力こんにゃく」。

醤油やみりんで煮込まれたこんにゃくに、からしをつけていただきます。

私はこれが大好きで、リトルワールドに行ったら必ず食べる鉄板メニューです。

こちらはバリ屋台の「いのしし肉のスープ」。
パクチーもモリモリで、体の中から温まります。

この他にも、ペルーで魚介のスープ、台湾屋台で小籠包とエビ餃子、トルコで「ピデ」と呼ばれるピザも食べましたよ。

どんだけ食べるんだっていうツッコミが聞こえてきそうです・・・。

1品がだいたい500~600円で食べられるので、友達とシェアしながらちょっとずついろんな種類を楽しめるのが魅力ですね。

そして、大人にはうれしいお酒もあります!

見たこともないような世界のビールが飲めるのもリトルワールドの魅力の一つです。もちろん、お土産に買って帰ることもできます。

「着る」

リトルワールドの楽しみ方は、見て、食べるだけではありません!

何と世界各国の民族衣装などを着て楽しむこともできるんです!

今でこそコスプレ文化はメジャーになりましたが、ここリトルワールドではずいぶん昔から、衣装が着られるイベントをしています。

さらに、服の上から着られるというサイズ感で作られているので、変身もラクラクできちゃいます。

 

今回は、ドイツ館で「白雪姫と王子」の衣装をチョイス。

衣装に着替えたら、王子になりきってパシャリ。

照れたら負けですよ!笑

ちなみに、衣装体験は1着300~500円で体験できます。私の着た王子の衣装は、トップスだけなので、下は自前のジーンズとムートンという感じの仕上がりになります。

完璧を目指したい方は、ボトムスと靴にも気を使って行きましょう。

お次はトルコ館でお着替え。

陽気なトルコの王様の出来上がりです。

建物内での撮影もOKなので、「映える」写真も撮れますよ。

ものの3分ほどで本格的な衣装へと変身可能なので、本当に気軽に衣装体験ができます。もちろんお子様サイズもあるので、家族全員で楽しんじゃいましょう!

世界一周が1日で叶う、夢のテーマパーク

プチ世界一周の旅、いかがでしたか?

このように「見る」「食べる」「着る」と色々な楽しみ方ができるリトルワールドですが、1つ注意していただきたいのは、平日には世界のグルメすべてが食べられるわけではないという所です。平日は開いていないお店もあるので、純粋に建物や文化を楽しみたいという方以外は、週末に行くことをおすすめします。

ワンコさんを連れて入ることもできるので、愛犬家の方にもおすすめです!

愛知に来た際にはぜひ訪れてみてくださいね。

野外民族博物館リトルワールド

 愛知県犬山市今井成沢90-48
 0568-62-5611
 3月〜11月 9:30〜17:00
  12月〜2月 10:00〜16:00
  ※1月、2月の土日祝は16:30迄
 7月第2週目の月〜金曜
  12〜2月の水・木曜日は閉館(但し、冬休み期間中は開館)
  12月31日閉館
 大人¥1,700、シルバー(65歳以上)¥1,300、高校生・留学生¥1,100、小・中学生¥700、幼児¥300
 名鉄名古屋駅から名鉄犬山線で犬山駅(¥550)
犬山駅からバスでリトルワールド駅(¥490) 
 http://www.littleworld.jp/

Writing/Photograph : Qt

GALLERY

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