新しい年を迎える1月1日。日本では1月1日の朝を元旦と呼び、家族や友人たちと新年を祝います。
大切な人たちと新しい年の訪れを祝うというのはどこの国でも共通だと思いますが、日本には独自のお正月の祝い方があります。
目でも楽しめる、おせち料理
お正月のお祝いに欠かせないのが、「おせち料理」です。
色とりどりの伝統的なお料理がぎっしり詰まった重箱は、見ているだけでテンションがあがります。
昔は家庭で一品一品作るというのが当たり前でしたが、最近ではおせち料理を家で作るという家庭は少なくなっています。今では、デパートやスーパーなどで買うというのが一般的ですね。
気になるおせち料理の中身ですが、焼き物や酢の物、煮物などが入っていて、代表的なものとして「黒豆・栗きんとん・数の子・かまぼこ・昆布巻き」などがあります。
その料理それぞれにおめでたい意味が込められているのもおせち料理の特徴です。例えば、数の子は卵の数が多い事から子孫繁栄、栗きんとんは黄金に例えて金運を呼ぶようにとの願いが込められています。
また、おせち料理とは別に「お雑煮」もお正月に食べる料理として定番です。
お雑煮とは、お餅を使った汁物で、地域や家庭によって味付けや具材は様々ですが、お餅をめでたい時に食べる風習がある日本ではお正月に食べる家庭が多いですね。
さらに、お正月は普段別々に暮らしている家族が集まる機会でもあり、帰省の手土産に和菓子を持ってくる事もあります。
このように日本のお正月は、見た目にも美しく、そしておいしい食べ物がたくさん並ぶ、とても幸せな一日なのです。
食べた後には、こたつでゴロゴロ
おいしいものをお腹いっぱい食べた後は、誰でも眠くなりますよね。
お正月には、ほとんどの会社はお休みで、お店もお休みの所が多いので、特に出かける必要もなく、普段は忙しく働いているお父さんたちも堂々とゴロゴロしていい日なのです。
日本ではこれを「寝正月」と呼びます。あー、なんて幸せなのでしょう。
でも、食べて、寝て、を繰り返すお正月の後には「正月太り」が待っています・・・。
初詣に行こう!
日本では、この先の1年がいい年であるようにと願いを込めてお正月には「初詣」に行きます。
お参りする場所は、神社やお寺、どこでも構いません。近所のお寺にお参りする方や、大きな神社へ足を運ぶ方、本当にいろいろです。
私は今年、名古屋にある「別小江神社(わけおえじんじゃ)」へ行ってきました。
ここは、「御朱印」(神社やお寺へお参りしたという証)が有名で、とても手の込んだ御朱印がいただけるとの事で行ってきました。
別小江神社(わけおえじんじゃ)
愛知県名古屋市北区安井4丁目14-14
052-912-5974
名古屋駅からバスで名駅13名古屋駅~中切町 約50分(料金:210円)
http://wakeoe.com/html/index.html
大勢の人で賑わう神社
参拝の途中、和太鼓の演奏もありました。
お参りの前には手水舎(ちょうずや)で手を清めます。
ここの神社には4種類の柄杓があり、
私が選んだのは「財」!
この1年、お金に恵まれますように!笑
御朱印への長い道のり
お参りをした後は、御朱印をいただく列に並びます。が、先頭が見えないほど長蛇の列!
2,3時間は待たないといけないらしい・・・。
諦めようかと思った時に、事前に用意された御朱印の引き渡しの列があるとのアナウンスが。
そちらへ並びなおし、わずか5分後には念願の御朱印をゲット!
普通の御朱印は、スタンプと日付だけのものが多い中、こちらの別小江神社の御朱印はカラフルな手書きで、今年の干支のイノシシや、縁起の良い鶴と亀が描かれています。
本当にきれい!わざわざ行った甲斐がありました。これはご利益ありそうです。
今年の運勢やいかに?「おみくじ」で占う
そして最後に、今年1年の運勢を占う「おみくじ」もひいてきましたよ。
なんと、「大吉」を引き当てました!
内容を見てみると、「無くしたものは見つからず、待ち人も来ない、結婚は他人に騙されるな」
あれ?大吉だよね、これ・・・?
まぁ、内容は微妙でしたが、最終的には幸せになれるとの事でしたので、それを信じて今年も一年がんばります!