愛妻家の聖地、群馬県嬬恋村「愛妻の丘」
愛する人に、ご結婚されている方は奥さまに、いかに愛しているか想いを伝えられていますか?
今回は素敵な愛妻家の伝説がある群馬県嬬恋村で見られる星空をご紹介したいと思います。
愛妻の丘は、群馬県嬬恋村に位置し、碓井軽井沢ICから車で70分 で行くことができます。
新幹線の停車駅からですと、上田市からでも車で45分ほどで着きます。
ここにくればいつでも愛を叫べる場所といわれています。冬季(12月~3月)間はパノラマライン閉鎖のため、アクセス不可となっていますのでお気をつけください。
愛妻の丘
群馬県吾妻郡嬬恋村
碓井軽井沢ICから車で70分
http://tsumatabi.com/
愛妻の丘たる所以
群馬県嬬恋村の村名の由来は、日本武尊の愛妻伝説にあります。
昔々、日本武尊が東征中、海神(ワタツミ)の怒りを鎮めるために愛妻・弟橘姫(オトタチバナヒメ)が荒れ狂う海に身を投じました。その東征の帰路、碓日坂(今の鳥居峠)に立ち、亡き妻を偲んで「吾嬬者耶」(あずまはや)=「ああ、わが妻よ、恋しい」と嘆きました。これが世界初の愛妻家宣言、と言われています。
以来、嬬恋村は「妻恋しい村」としての歴史を歩み始めます。
そして2006年、日本愛妻家協会が嬬恋村を「愛妻家の聖地」と制定。
国内外から愛妻家が集い、村は愛情にあふれました。
愛妻家の聖地嬬恋村「愛妻の丘」で見る星空
愛妻の丘付近には、看板があるので迷うことなくたどり着くことができます。
1257mの標高。かなり冷えますので防寒のご準備を。
駐車場から、徒歩約3分。
愛妻の丘へ上る階段があります。
街灯がないので、足元にはお気をつけください。
さっそく北西の空に輝き渡る天の川と大きな樹を撮影。
上田の市街地より車で45分の場所でこのような星空が見られるとは思いもしませんでした!
丘を上り、お目当てのラッパ吹きの人形を撮りたかったのですが、やはり人気スポットなため既に数人のカメラマンが待ち構えています。
それまで他の場所を回ってみます。
妻に愛を叫ぶ専用叫び台
シックな鐘のあるこちらの展望台(?)。
こちらは、「妻に愛を叫ぶ専用叫び台」と呼ばれ、実際に愛する妻へ「愛してる!」の思いを伝える場所として活用されている様です。
満天の寒空の下、星の輝きに負けないあなたの熱い思いを声にしてみてはいかがでしょうか?
鐘の音も、凛と響き渡ります。
ラッパ吹きの人形と天の川
お目当ての、ラッパ吹きの人形!
やはり星空の写真は対象物があるとより一層素敵ですね。
この人形も、ラッパの音色にのせて、愛妻へと想いを伝えようとしたのでしょうか?
想像してみるとロマンが膨らみますね。
愛の溢れる星空スポット
愛の溢れる群馬県嬬恋村の「愛妻の丘」での星空はいかがでしたか?
こちらは「見る」観光スポットではなく、「叫ぶ」観光スポットと呼ばれることでも知られています。
今回は夜の星空とご一緒に紹介しましたが、日の高い時間帯でも、四季折々素敵な風景がご覧になれますよ。
また、あふれでる愛情は農作物にも注がれ夏秋キャベツの収穫量は日本一に。
この機会に、あなたの愛する奥さまへ、奥さまのみならずあなたの側で支えてくれる方へ、愛情をこのロマンティックな満天の星空の下で伝えてみてはいかがでしょうか。
きっといつも以上に伝わるはずです。