博多の台所、柳橋連合市場
みなさん、魚は好きですか?私は大好きです!
福岡は海に面しており、漁港がたくさんあり、九州中から新鮮な魚介類が集まります。
今日は魚介類を中心に様々な商店が集まっている、柳橋連合市場について紹介したいと思います。
柳橋連合市場
福岡県福岡市中央区 春吉1丁目5番
092-761-5717
8:00~18:00(商店によって異なります)
博多駅からバスで10-15分程度
天神駅からバスで10分程度
徒歩で15分程度
柳橋連合市場ってどんなところ?
柳橋連合市場は福岡市の繁華街である天神からも、博多からもアクセスが良いです。ちょっと歩いたら近代的なビルが立ち並ぶ中、レトロな看板が掲げてある入り口が景色になじんでいます。
市場は決して近代的ではない見かけですが、日本人のDNAに刻まれる、どこか懐かしい雰囲気に包まれています。
画面中央右にはいわゆる「顔はめ」があります。お越しの際は写真一枚どうでしょう?
ちょっと恥ずかしいけど思い出になりますよ!
新鮮な魚介は、店主が目利きをして仕入れてきたもの。質はまちがいありません!
私もここぞ!というときの魚料理は市場でいいものを買います。魚の種類や用途を店主に伝えると、一番いいものを選んでくれます。お願いしたら希望通りにさばいてくれるので、らくちんです。
きびきびと働く姿はそっけなく感じるかもしれませんが、相談すると親身になって聞いてくれますよ!市場で働く人の人情を感じます。
せっかくだから、食べてみよう!
魚は好きだけど、料理するのはちょっとね。という人は多いと思います。
柳橋連合市場では新鮮な食材を使って料理を提供するお店がいくつかあります。今回は柳橋食堂さんにお邪魔しました!
お店の一階は商店になっており、壁に書かれているメニューから選び、お店の人に伝えます。
先払い制度なので、お金を払って二階へ。
本当はてんぷらも食べたかったのですが、給料前なので我慢しました(笑)
驚くべきコスパ!天神や博多で食べたら1000円は超えるでしょう。
新鮮で安い、最高です。
海鮮丼にはたくさんの種類の刺身が乗っていて豪華です。何の魚か考えながら食べるのも楽しいですね。
多くの海鮮丼は味がついていないので、醤油をかけていただきます。ワサビが乗っているので、苦手な方は最初によけておいたほうがいいかもしれません。
あらだきは味が染みていて、これはこれで白いご飯が欲しくなるお味。私たちは「魚の目を食べると頭が良くなるから食べなさい」と家庭や学校で習います。(私の周りだけでしょうか?)しかし私は食べることができません…。目が合っちゃいますもん。
柳橋食堂
福岡県福岡市中央区春吉1丁目1-10
092-761-1811
9:30-16:00
日曜・祝日定休
https://yokanavi.com/spot/104905/
彩りが大事。日本の職人技。
市場にはお茶の量り売りや、茶器、洋服屋、パン屋、和菓子屋など、さまざまな商店が並んでいます。
外国のお客さんも多く、日本の文化を感じられるものが欲しい、という人はじっくり見て回るといろんな発見があると思います。
似ているようですが、素材や形で値段もさまざまです。
お茶好きならば、色んな種類を少しずつ購入してもいいかもしれません。
ひとつひとつ職人が丁寧に作った和菓子はとても見栄えがよく、もちろん味もいいです。
日本ではお世話になった方へのプレゼントや、手土産として見た目のよい菓子を贈る風習があります。
言葉では伝えきれない気持ちを贈り物に込める、という意味が込められています。
めでたいことがあると、日本人は赤飯を食べます。
赤飯は小豆ともち米を一緒に炊いたもので、薄い塩味です。
だいたい鯛がセットで出てきます。なぜなら「めでタイ」からです。
日本人はやたらゲンを担ぎたがる傾向にあります。(笑)
赤飯はコンビニのおにぎりコーナーや、レンジで調理できるものもあるので、お土産話がてら購入されてはどうでしょうか?
新しいものが好き、でも古いものも大事にする
市場の出口には青い壁面がオシャレなコーヒーショップが。すぐ横にレトロな看板が並んでいますが、不思議とマッチしています。
実はこのセンスのいいお店、古いお店をリフォームして使用しているそうです。(そのため、「博多おみやげ」の文字が名残として残っています)
新しいものが好き。でも古いものもちゃんと大事にする福岡に住む人の愛が感じられる写真です。
新しいものが増え続ける中、昔ながらの雰囲気を楽しめることができる柳橋連合市場。一度体感してみてはいかかでしょうか。