小豆島は温暖な気候のリゾートアイランド
本州、四国、九州に囲まれた内海の瀬戸内海。この辺りの気候は温暖で、比較的雨が少なく、穏やかな風景が広がっています。
香川県にある小豆島は瀬戸内海の島の中では淡路島に次ぐ2番目に大きな島。山あり海ありの美しい自然と懐かしい町並みが残る、見どころ満載の人気観光地です。
そんな小豆島に1泊家族旅行に行ってきました!
今回、私たちの交通手段は、マイカー。
新岡山港から車ごとフェリーに乗り込み、小豆島の土庄港へ。
小豆島へのフェリーは、他にも香川県の高松港から1時間に1本程度出ています。
また、便数は少なくなりますが、神戸や姫路などから出ているフェリーもあります。
新岡山港(両備フェリー)
岡山県岡山市中区新築港9-1
086-274-1222
土庄港までのフェリー運賃:大人¥1050、子ども¥530
自動車の運賃は車輌の長さによる(運転手一人を含む):¥4200(3m未満)~
JR岡山駅よりバスで約40分(490円) http://ryobi-ferry.com/
小豆島内の交通
島内には、路線バスが走っていて、主な観光地にはバスで行くことができます。バスを利用するのなら、便利なフリー乗車券(1日・2日)もあります。
レンタカーやレンタサイクルもいいですね。自転車で観光を楽しんでいる人たちもいっぱい見かけましたよ。
多彩な絶景に感動
小豆島は絶景の宝庫。
そこで、私が出会った素敵な風景をご紹介します。
1日に2回現れる「エンジェルロード」
エンジェルロードは一日に2回、引き潮のときになると現れ、小島まで歩いて渡ることができる砂の道。「大切な人と手をつないで渡ると願いが叶う」と言われています。ロマンチックですね。
私が行ったのは一足遅くて、道が途中で沈んでいました・・・残念。
すぐそばの小高い丘からはエンジェルロードを見下ろすことができ、こちらもカップルに人気のスポット。その名も「約束の丘展望台」。
紅葉の名所「寒霞渓」
自然豊かな渓谷がある国立公園、寒霞渓(かんかけい)。季節ごとに様々な姿を見せてくれますが、特に木々が鮮やかに色づく紅葉の美しさで有名です。行ったときは、紅葉の終わりかけといった感じでした。
ここでは、ロープウェイに乗って絶景を楽しむことができます。
こちらは、ロープウェイから見た景色↓
ロープウェイの駅から山頂までは遊歩道もあるので、のんびり歩いて登ったり、下りだけ歩いてということも可能です。
寒霞渓ロープウェイ
香川県小豆郡小豆島町神懸通乙168
0879-82-2171
8:00~17:00
大人(往復)¥1760(片道)¥980
小人(往復)¥980(片道)¥490
※ホームページに10%offクーポンがあります。
http://www.kankakei.co.jp
オリーブのある風景
オリーブの国内栽培発祥の地である小豆島は、今もオリーブの生産が盛ん。島のあちこちでオリーブの木を目にします。
道の駅小豆島オリーブ公園は、小高い丘に約2,000本のオリーブの木が植えられています。オリーブの木々の向こうに穏やかな海が見える風景。この日は天気も良く、最高に気持ちよかった!
道の駅 小豆島オリーブ公園
香川県小豆郡小豆島町西村甲1941-1
0879-82-2200
8:30~17:00
http://www.olive-pk.jp/
瀬戸内海に沈む夕陽に癒される
静かな瀬戸内海に沈む夕陽の美しさは必見です。
写真は今回の旅で宿泊した「リゾートホテルオリビアン小豆島」から見た夕陽。
この辺りからの風景は「日本の夕陽百選」にも選ばれていて、美しさは折り紙付きです。
リゾートホテルオリビアン小豆島
香川県小豆郡土庄町屋形崎 小豆郡土庄町屋形崎甲63-1
0879-65-2311
https://olivean.com/
小豆島三大名物
小豆島といえば、しょうゆ・オリーブ・そうめん!
観光、食事、買い物など・・・旅のあいだ、どこに行ってもこの三つに出会います。
旅行の際は、ぜひ美味しい小豆島名物を味わってくださいね。
しょうゆ
しょうゆ作りの盛んな小豆島には、昔ながらのしょうゆ工場が立ち並んでいます。
マルキン醤油記念館は、大正時代に建てられた工場を改装して作られた資料館。伝統的なしょうゆ作りを学べます。
見学の後、しょうゆソフトを食べました。ほんのりしょうゆの味で美味しかった!
いろんなしょうゆがあるので、お土産選びも楽しいですよ。
佃煮やお菓子などしょうゆ味の加工品も美味しいです。写真は、小腹が空いたときにぴったりの揚げせんべい。
マルキン醤油記念館
香川県小豆郡小豆島町苗羽甲1850
0879-82-0047
9:00~16:00
大人¥210、小人¥100
http://moritakk.com/
オリーブ
秋はオリーブの実の収穫時期。
オリーブの木をよく見るとたくさんの実がなっているのが分かりますか?
オリーブが実るこの時期にしか買えないのが、「オリーブの新漬け」。
フレッシュな実を塩漬けにしたものですが、地元の人でも今しか食べられないと聞き、購入しました。
初めて食べて、感動!
よくある缶詰のオリーブとは全然違います。オリーブの風味が口の中に優しく広がります。これは美味しい。
他にも、オリーブを使った様々な食品や化粧品がお土産として販売されています。
そうめん
お土産にするなら、そうめんも人気。つるりと滑らかな美味しいそうめんですよ。
夏は冷たいそうめんがいいですが、今の時期なら温かいそうめん(=にゅうめん)がおすすめ。写真の左側がにゅうめんです。観光途中のランチでいただきました。
楽しい観光施設も充実
小豆島はアクティブに遊びたい人にもおすすめ。数ある観光施設の中のほんの一部ですが、今回の旅で訪れた二つご紹介します。
銚子渓自然動物園 お猿の国
通りがかりに見つけてふらりと立ち寄ったお猿の国。中に入ると本当にお猿さんがいっぱいでした。ちょうど恋の季節だったので、人間そっちのけでケンカばかりしている姿が見られて、ちょっと怖かったけど面白かったです。
100円でえさやり体験もできます。
銚子渓自然動物公園 お猿の国
香川県小豆郡土庄町肥土山字蛙子3387-10
0879-62-0768
8:10~17:00
大人¥380、小人¥190
http://www.osaru-no-kuni.sakura.ne.jp
二十四の瞳映画村
小豆島が舞台の映画「二十四の瞳」のロケセットを改築したテーマパーク。
懐かしい街並みや学校が再現されています。
二十四の瞳映画村
香川県小豆郡小豆島町田浦甲931
0879-82-2455
9:00~17:00
大人¥750、小人¥350
http://www.24hitomi.or.jp/
魅力いっぱいの小豆島の旅は最高でした!
以前から一度は行きたいと思っていた小豆島。実際に行ったら、期待以上に美しい風景に感動。いっぱい遊んで楽しく過ごすことができました。
あなたもぜひ一度、訪れてみてください!きっと素敵な旅になりますよ。